年末から年始にかけて、パソコンのOSに関するニュースがいくつかありました。
ひとつは、今月末に発売を控えているWindowsVISTAですが、とくに日本のマイクロソフトでは、XPのサポート期間を延長することにしたそうです。XPが登場した時ほどのユーザーの手応えが見えないためにそうした対応に踏み切ることにしたようです。
もうひとつは、全国の公立学校でWindowsMEが今でも40万台ほどが現役で稼働していて、メンテナンス・サポートがなくなってから、対応に苦慮していたところ、文部科学省が無料のOSとスイート(つまりオフィス・パッケージ)を配ることにした、というものです。おそらく、アレだろうと思いました。
念頭に浮かんだアレとはつまり、Linuxです。スイートは、もちろん、OpenOffice。
そこで書店に探しにいってみると、「こういうのが欲しかった」と思うような一冊がありました。
『SUSE Linux 10.0 ビギナーズバイブル』 という書籍です。タイトルにつられて買ってみました。
読み始めてみると、じつは、SEなど専門職の人にとってはちょうどいい入門書かもしれませんが、パソコン初心者には難解だと思います。とはいえ、パソコン教室を開き、教室・事務室でLANを組んでいる立場からいえば、なんとかついて行けるような内容だと思います。
それよりも、何といっても魅力なのは、SUSE Linuxがインストールできる5枚組のCD-ROMです。何の苦労もなくWindowsマシンにインストール出来てしまい、WindowsとLinuxとのデュアルブートPCになってしまうのです。Linuxで起動してみるとOpenOfficeのほか、まるでフォトショップかと思うようなイメージ処理ソフトのGIMP2などアプリケーションが充実しているのに感心します。全体にMacのような使い心地を狙った画面、という印象です。
LinuxとOpenOfficeなどのアプリケーションが世界的なボランティアのネットワークで開発・改良され、誰にでも無償で手に入るものであることを考えると、Windowだけではないパソコンの潮流として育っていくのではないか、そんなふうに感じました。
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