今夜も、はるちゃんのお話してみます。
はるちゃんお話パート2
はるちゃんって、結構美人なんです。
はるちゃんは素顔を見せない人です。朝起きると顔洗ったあとまず化粧です。化粧水やクリームすべて一か月で終わり、化粧品がなくなりそうになると何とも不安で、ファンデーションが毎月1瓶、パウダーファンデーションも一カ月もたず。 現在の年齢は83歳です。 新しいもの好き、明るい色の洋服好き、具合が悪くて寝込んでいても、化粧はかかしません。
ある日、はるちゃんに本物の病魔がおそい、しばらく寝込んでしまい懸り付けの主治医のところで見てもらったところ、先生から長男に呼び出しがあり、血液検査の結果末期の癌とみられる。気がつかなくて申し訳ないと総合病院を紹介され、総合病院でも末期癌ですぐ入院しなければならない。ベッド空きがないため、近くの総合病院にそのまま転院、転院先でも末期癌の診断がくだり、家族中大騒ぎ。
肝臓の数値が異常にあがり、血液検査のけっかでは末期癌の数値とのこと。
化粧をおとさせて、パジャマに着替えさせたら、体中まっ黄色。黄疸症状。家族の方はこの黄疸が分からなかったのかって、先生にしかられたとか。
それもそのはず、はるちゃんは素顔を見せない。メガネは、紫色のレンズがはいっており、寒いから、首にはスカーフ。 家族のだれも素肌をみせることがなかった。どんなに調子悪くても、化粧はかかさないはるちゃん。
結局、胆のうの下の胆管がつまり肝臓に逆流して黄疸症状がでたらしい。内視鏡で胆管の掃除をして無事退院したとのことです。 危うく開腹手術されるところでした。
入院中何度もうす化粧をして、看護婦さんにバレて叱られていたそうです。
化粧が、何よりも楽しみであり女の身だしなみと言い張っていたようですが、病院では、しかも内科では、我慢我慢ですよね。
本人曰く「退院して、よかった。化粧ができるから」 とのこと。(^〓^) (*^_^*)
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